殺人鬼の夢

最近の武器は、プラスチック化が進んでいる。

とある殺人鬼に、空港内で武器を売る仕事をぼくはしていた。

彼はすぐに使いたがるので、「今は使わないで欲しいと言う。もし使うときには一緒に使おう、その時はテロではなく、革命の時だ。」

その男は、「それはいいな。」と、笑いながら言った。そして、「それにしても、軽いマシンガンだな。ああ、それと、これ処分してくれるか?」と、バーガー屋の紙袋を2つ渡してきた。

中身は、殺した人間の指と手首が入っていた。

「しかたない。ぼくが空港を出たら、処分しておくよ。」と、預かる。

犯罪歴のある殺人鬼に比べ、ぼくは犯罪歴もないし、普通にバーガーを持っている状況としてふさわしいからだ。

一旦、空港を出ようと2人で距離を保ちながら階段に向かう途中、変な男に絡まれる。「お前は誰だ?何者だ?あいつと話しをしていたよな。あいつは何者だ?」と、「何者でもない。」と、その後も無視するが、しつこいので、「ぼくは何者でもない、が、やつは殺人鬼だ。誰にも言うなよ。」と言うと、慌てて、「俺は何も聞いちゃいない。」と、逃げていった。

さて、検問についた。

殺人鬼は、ひょうひょうと検問を抜けていく。

ぼくは、Apple Watchを検問の自動ドアにかざすが、エラーが出る。

ぼくは、左手に「人間の手」が入った紙袋を握りしめている。少し血が滲んでいるが、ケチャップと言えば、そう見える。ただ、面倒な事になるかもしれないので、いったん、検問前のゴミ箱の横に置いて、

「すみません。こうなるの2回目なんですけど、何かシステムおかしくないですか?」と言うと、嫌々そうな顔をしながら管制官が近づいてくる。

そして、目が覚めた。